傷はぜったい消毒するな…生態系としての皮膚の科学

傷はぜったい消毒するな 生態系としての皮膚の科学 (光文社新書)

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1.傷を治す二大原則
「傷はぜったい消毒するな」で紹介されている原則は、現時点で傷の治療原則とされている「消毒して乾燥させる(ガーゼで覆う)」とは正反対の原則です。
 (1)傷を消毒しない。消毒薬を含む薬剤は使わない。
 (2)創面(キズ)を乾燥させない。



2.消毒すると傷は痛み、傷口も悪化する
消毒薬はタンパク質を変性させて細菌を殺します。具体的なターゲットは細菌の細胞膜に含まれるタンパク質です。従って、消毒薬が細菌の細胞膜タンパク質に到達するには、その前に細胞壁を通過する必要があります。しかし、人間には細胞壁がありませんので、細胞膜タンパク質へのダメージは細菌よりもヒドイ事になります。


3.創面(キズ)を乾燥すると治りにくい
傷口から滲出するジュクジュクした液体には細胞成長因子(サイトカイン)があり、この物質はキズを治すのに必要な細胞を集めますので、創面を乾燥させると逆効果になり治りにくくなります。


以上より、最も簡便な方法は、傷口を水で洗ってから、食品用のラップで傷口を覆えば良いという事です。

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