2008-09-01から1ヶ月間の記事一覧

神の手のミッション福島孝徳 / 全てを患者さんに捧げた脳外科医

1.神の手のミッション 脳外科は学問や研究ではなく、目の前の患者さんを救うこと。全力を尽くして患者さんを助けるのが、私の人生でありミッションである。 2.手術用具の考案 完璧な手術には完璧な用具が必要だから、福島孝徳は超精密鍵穴手術を可能にす…

生命のバカ力 - よい遺伝子をONにすれば可能性が大きく拓ける

1.遺伝子の97%は眠っている 意外にも遺伝子のうち3%前後しか通常はONになっていない 2.良い遺伝子をONにする 遺伝子は自律的にON/OFFする場合と刺激や環境の変化によってON/OFFする場合がある 3.笑いは副作用のない最良の薬 遺伝子の働きは可変的で…

内臓が生み出す心 - 脳中心の人間観を見直す画期的な主張

この本では生命の本質と言える心や精神は腸管内臓系に存在すると主張。 1.心の源は細胞の発生するエネルギー心肺同時移植を受けた患者がドナーの性格に入れ替わるのは、心が内臓に宿る証拠ではないか。 2.脳細胞を移植しても人格や心は不変 脳の神経細胞…

免疫革命 - 現代医学の盲点にメス3つの読み所

記念すべき第一回は「免疫革命」この本は現代医学の盲点にメスを入れた脅威の本です。 1.免疫力の科学化 抽象的な概念であった免疫力を具体的に科学的に立証。目から鱗です。 2.自律神経のダイナミズム 自律神経が白血球(リンパ球と顆粒球)を支配している…