内臓が生み出す心 - 脳中心の人間観を見直す画期的な主張
この本では生命の本質と言える心や精神は腸管内臓系に存在すると主張。
1.心の源は細胞の発生するエネルギー心肺同時移植を受けた患者がドナーの性格に入れ替わるのは、心が内臓に宿る証拠ではないか。
2.脳細胞を移植しても人格や心は不変
脳の神経細胞は移植しても、電極回路に過ぎず、独自の電流(好き嫌い)は出さない。
3.腸が5欲の源
腸の消化・吸収能力と好き嫌いが5欲の源なので、腸を移植するとドナーの欲望も移植される
この主張では脳の機能が止まる脳死をもって人間の死とする臓器移植の条件が大転換し、腸が生きている限り人間は生きているという事になります。興味深い主張です。
- 作者: 西原克成
- 出版社/メーカー: NHK出版
- 発売日: 2002/08/29
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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