ヒトはなぜ病気になるのか//進化医学からのアプローチ
1.生活習慣病
ホモ属250万年の歴史のうち249万年は狩猟採集生活だったので、私達の体の基本設計はそれに見合うように出来ています。
最後の1万年での農業・牧畜生活とは
- 運動量
- 食物の種類の大小
- 余剰食料の有無
などが異なっています。つまり、運動不足と糖質と脂肪の摂り過ぎが生活習慣病の主因と位置づけられる。
2.感染病との絶えざる闘い
農業や牧畜の定着によりヒトと動物の接触が多くなり、それまで別々の宿主にいたウィルスや細菌がヒトにも移るようになり感染症との闘いが拡大しました。世代時間がヒトより短い、つまり進化するチャンスが多くその速度が速い病原体との闘いにヒトが勝利することは永久にないでしょう。
3.妊娠、出産、成長、老化
- 受精卵と母親の免疫系との闘い
- 胎児と母親の栄養素の奪い合いと出産
- 繁殖能力が終了しても寿命が尽きない母親
これ等1〜3に係わる病気も多い。従来の医学の目ではなく「進化生物学」を加味した目で捉えた、病気と健康を考える書である。
- 作者: 長谷川眞理子
- 出版社/メーカー: ウェッジ
- 発売日: 2007/05/01
- メディア: 単行本
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